「竹林型経営」の着想

「竹林型経営」の着想にどう至ったか、元の元をたどると小学6年生の頃に遡ります。

前後の文脈は覚えてませんが、何人かの友人の前で「これからは哲学が大切だ!」と言い放ち、なんともいえない空気をつくってしまったこと。

そしてその年の運動会のスローガンに採用された自分のコピーが校舎にデカデカと掲げられ、うちわに印刷され、それが全校生徒の手に持たれ振られる様子をみながら言葉にできない不思議な感覚になったこと。

もう一つが、理系大学へ進みロボット工学のエンジニアを志すも、プログラミングのことが全く理解できず大きな挫折を味わい、その頃友人と遊びで作っていたクラブフライヤーのデザインに「これしかない!」と自分の人生をかけてしまったこと。

この2つの原体験のモヤモヤを抱えたまま過ぎていった20代、そして30歳になり独立をした時に「ブランディング」に特化し事業を開始しました。

なぜなら、デザイン、の前に企業理念の策定から始められることに30にしてようやく気がつき、「これだ!」と思った次第です。

実は「哲学が大事だ!」と言った後に哲学ではご飯が食べられないとハナから諦めていたので、まさに我が意を得たり、といった感覚でした。

そして少しづつ、一つ一つ決して失敗の許されない緊張感の中でブランドを立ち上げその成長をつぶさにみていくうちに、あることに気がつきました。

それは、ブランディングプロジェクトを始める前と打って変わり、組織の一人一人が自律的に動き、アイデアを出し合う、そんな会社に変容していたこと。

そして、自分がやってきたことと変容した組織の様子をリンクさせた時にあるイメージが浮かび上がりました。

それが「竹」です。

つまり「企業理念」「デザイン」この2つを徹底した結果出来上がるのが、まるで竹、竹林のような姿だったわけです。

こうして振り返れば着想まで30年かかった、いや、かけなければ決して生まれなかったメソッド「竹林型経営術」。

ミッションとデザインの掛け合わせは無限の可能性を秘めている、その確信の元、竹林型経営を一人でも多くの人に伝えるメッセンジャーとしての役割が私にあると自覚をしています。

そんなことも踏まえ、小学生はかなり核心をつかんでいる存在なのでよくよく耳を傾けた方がいいですよと思う次第です(苦笑)


バンブーコラムは代表・関口稔によるコラムです。
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